塾の入退室管理システムはLINEとブラウザ通知どちらが安いか|月額と通知数で決まる

塾の入退室管理システムはLINEとブラウザ通知どちらが安いか|月額と通知数で決まる 教室・スクール運営

※PR

塾や習い事教室で入退室管理システムを検討すると、比較サイトには十数個の製品が並びます。機能表を横に並べても差が読み取れず、結局「月額が安い順」で選んでしまう教室は少なくありません。

ところが入退室管理システムの費用は、月額だけを見ると判断を誤ります。通知の届け方によって、生徒が増えたときの伸び方がまったく変わるからです。

この記事では、通知方式の違いと費用が逆転する分岐点を整理します。

入退室管理システムで最初に決めるのは通知の届け方

入退室管理システムの中身は、大きく3つに分かれます。

1つ目は打刻の方法です。QRコードとICカードが主流で、どちらも生徒が端末にかざすだけで記録されます。
2つ目は保護者への通知です。ここが製品ごとにいちばん差が出ます。
3つ目は運営側の管理機能です。履歴の書き出しや生徒情報の管理が含まれます。

このうち打刻と管理機能は、製品間の差が小さくなっています。QRコードとICカードの両対応はもはや標準的で、履歴の書き出しも多くの製品が備えています。

差が残っているのは2つ目の通知です。そして費用の構造もここで決まります。

通知の届け方は2種類ある

保護者のスマホに入退室を知らせる手段は、現在2つの系統に分かれています。

LINEで届ける方式

保護者に公式アカウントを友だち追加してもらい、LINEのメッセージとして通知を送る方式です。

強みは保護者側のハードルの低さです。日本のスマホ利用者の多くがLINEを使っているため、新しいアプリを入れてもらう説明が要りません。既読も付くので、保護者が見たかどうかを教室側が把握できます。

弱点は費用の構造です。LINEのMessaging APIには無料で送れる通数の枠があり、それを超えると別途費用が発生します。教室の月額とは別に、LINEへ支払う分が上乗せされます。

ブラウザのプッシュ通知で届ける方式

スマホのブラウザに標準で備わっているプッシュ通知の機能を使い、そこへ直接届ける方式です。アプリのインストールもLINEの友だち追加も要りません。

保護者側の準備は、QRコードを読み取って通知を許可する操作だけです。

この方式の要点は、通知1通あたりの費用が発生しない点にあります。LINEのような外部サービスを経由しないため、何通送っても教室側の負担は変わりません。

今回取り上げるWebPush入退クラウドは、この方式を採用した塾・教室向けのシステムです。運営元の株式会社エクレは2012年から学習塾を経営しており、2025年にLINE版、2026年にこのWebPush版を提供しています。

料金は通知数で逆転する

2つの方式は、月額の見え方が正反対です。

月200通はどれくらいの規模で超えるか

LINE入退クラウドの公式サイトには、Messaging APIの無料送信数である月200通を超える場合、LINEへの利用料として月5,500円が別途発生すると書かれています。

では200通はどの程度の規模で超えるのか、入室と退室で2通送る前提で試算します。

生徒数 週の通塾回数 月の通知数の目安
10名 週2回 約172通
12名 週2回 約206通
20名 週2回 約344通
30名 週2回 約516通

1か月を4.3週として計算した目安です。生徒10名前後の小規模な教室でも、週2回の通塾があれば200通の枠はすぐに埋まります。

つまりLINE方式の「月額1,650円から」という表示は、生徒が10名程度いる時点で実態と離れていきます。複数の保護者に同時送信する設定にしていれば、到達はさらに早まります。

2つの方式の費用を並べる

項目 LINE方式 ブラウザプッシュ方式(WebPush入退クラウド)
月額 1,650円から(税込・初期費用無料) 4,950円(税込)
通知の追加費用 月200通を超えると5,500円/月 なし
生徒数の上限 プランごとに設定 500名まで定額
保護者側の準備 友だち追加 QRコードを読み取って通知を許可
通知数が増えたとき 上乗せが発生する 変わらない

通知が月200通に届かない規模ならLINE方式が安く済みます。200通を超えると1,650円に5,500円が加わって7,150円になり、ブラウザプッシュ方式の4,950円を上回ります。

生徒が10名を超えたあたりで、費用の優劣が入れ替わると考えると分かりやすいです。

WebPush入退クラウドでできること

打刻と通知

QRコードとICカードの両方に対応しています。生徒が端末にかざすと、保護者のスマホへプッシュ通知が届きます。

入退室時の写真を撮って通知に添える機能があり、保護者は本人が来たことを画像で確認できます。通知の宛先は最大3名まで設定でき、両親と祖父母のように送り先を分けられます。

通知とは別に、保護者への一斉配信も用意されています。休講の連絡や日程変更を、電話やメールを使わずに流せます。

運営側の管理機能

入退室の履歴は管理画面から確認でき、書き出しにも対応しています。月謝の計算や出席状況の確認に使えます。

生徒の一括登録に対応しているため、新年度に一人ずつ手入力する作業は発生しません。面談予約の機能も備えており、日程調整のやり取りを減らせます。

管理画面はPCとスマホの両方に対応しています。専用のソフトや専用端末を買う必要はなく、教室にあるタブレットやスマホをそのまま打刻用に使えます。

向いている教室と向いていない教室

向いているのは、次のような教室です。

1つ目は、生徒が10名を超えていて通知数が伸びている教室です。費用の逆転が起きる領域にいるため、定額の恩恵を受けられます。
2つ目は、保護者にLINEの友だち追加を頼みづらい教室です。仕事の連絡でLINEを使わない保護者や、教室と個人アカウントを繋げたくない保護者への配慮になります。
3つ目は、これから生徒を増やす計画がある教室です。通知が増えても月額が動かないため、費用の見通しが立ちます。

逆に向いていないのは、次のような教室です。

1つ目は、生徒が数名で通知が月200通に届かない教室です。この規模ではLINE方式の方が安く収まります。
2つ目は、保護者が通知を読んだかどうかを既読で確認したい教室です。ブラウザのプッシュ通知に既読の仕組みはありません。
3つ目は、通知だけでなく保護者との個別のやり取りもまとめたい教室です。会話を続ける用途ではLINEに分があります。

導入前に確認しておきたい3点

1つ目は、保護者側の通知許可です。ブラウザのプッシュ通知は、保護者が一度「許可」を選ぶ必要があります。案内の文面を用意しておくと、導入時の問い合わせが減ります。

2つ目は、打刻に使う端末です。既存のタブレットやスマホを使えますが、教室の入口に固定して常時ブラウザを開いておく運用になります。置き場所と電源を先に決めておくと導入が早まります。

3つ目は、生徒数の見込みです。500名までが定額の範囲です。この枠に収まるかどうかで、比較すべき製品が変わります。

まとめ

入退室管理システムを月額の安さだけで選ぶと、通知が増えたときに費用が跳ねます。判断の分かれ目は、月の通知数が200通を超えるかどうかです。

生徒が10名を超えて週2回の通塾があるなら、通知数に費用が連動しない定額の方式を検討する価値があります。

WebPush入退クラウドは30日間の無料体験を用意しています。体験期間中に決済の手続きをしなければ料金は発生しないため、実際の通知の届き方と保護者の反応を見てから判断できます。

WebPush入退クラウドの30日間無料体験を見る

本記事の料金と機能は、運営元である株式会社エクレの公式サイトの記載に基づいています。最新の内容は公式サイトでご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました