自動調理鍋・電気圧力鍋5選|当直明けでも“ほったらかし自炊”で外食費を資産に回す【比較】

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当直明けの「もう作りたくない」を、家電に肩代わりさせる

当直明けの帰り道、コンビニの弁当売り場の前で足が止まる。自分で作る気力はもう残っていない。かといって毎晩の外食もデリバリーも、じわじわ財布に効いてきます。この繰り返しに私は長いこと付き合ってきました。

外食やデリバリーは1食あたり1000円前後です。週に4回それで済ませれば、1か月で2万円近くが食費に上乗せされていきます。自炊に切り替えれば減らせるとわかっていても、立ちはだかるのは作る時間と気力です。献立を考え、火のそばに立ち、鍋を見張る。当直で削られた体に、この一連の作業は重くのしかかります。

自動調理鍋と電気圧力鍋は、この「作りたくない」を家電に肩代わりさせる道具です。食材を入れてスイッチを押せば、火のそばに立つ時間も鍋を見張る時間も消えます。煮込みでも無水調理でも、あとは放っておくだけで一品が仕上がる。外食に流れていたお金が自炊に戻り、その差額はそのまま資産に回せます。

もう1つの効き目は、料理に付きっきりだった時間が空くことです。鍋の前で15分立っていた時間を、副業の作業や資産形成の勉強にあてられる。ほったらかしている間に夕食ができているなら、その時間は丸ごと自分のものになります。

この記事では自動調理鍋と電気圧力鍋を5台比較します。「一人暮らしの当直明けでも続くか」「家族ぶんをまとめて作れるか」という視点で選びました。読み終える頃には、あなたの台所に合う1台が見えているはずです。

医師が自動調理鍋選びで見るべき3つの基準

自動調理鍋と電気圧力鍋は、見た目が似ていても中身の設計はかなり違います。私は次の3つで絞り込んでいます。

1つ目は「容量と人数の釣り合い」です。一人暮らしなら満水2〜3Lで足りますが、家族ぶんや作り置きまで見込むなら4L前後が要ります。ここで見落としやすいのが、満水容量と実際に調理できる容量の差です。カタログの4Lは満水の数字で、一度に作れる量はその半分ほどに収まる機種もあります。何人ぶんを一度に回したいかを先に決めると、候補がぐっと絞れます。

2つ目は「予約とほったらかしの度合い」です。朝に食材をセットして夕方の完成を予約できれば、当直や外来で家を空けている間に一品ができあがっています。圧力式では調理後に圧が抜けるまで蓋が開かない機種があり、ここで数分から十数分待たされることがあります。自動で減圧する仕組みがあれば、帰宅してすぐ食べられます。

3つ目は「調理方式が生活に合うか」です。圧力式は角煮やカレーのような煮込みを短時間で仕上げるのが得意です。かき混ぜ機能を持つ自動調理鍋は、混ぜる手間まで肩代わりするので、材料を入れたら本当に離れていられます。無水調理に対応していれば、野菜の水分だけで作るヘルシーな一品も増やせます。

なお圧力鍋は高温高圧を扱う家電です。設置スペースの余裕、蒸気の抜ける向き、パッキンの手入れのしやすさは、買う前に確認しておいてください。

1万円台から4万円弱まで、自動調理鍋・電気圧力鍋5台の比較

タイプも容量も価格帯もばらけているので、まず一覧で整理しておきます。

商品名 価格 タイプ 特徴
ティファール ラクラ・クッカー ミニ CY3401JP ¥11,781 電気圧力鍋(ミニ) 2.3L・1〜2人・1台10役・圧力70kPa・約3.3kg
アイリスオーヤマ 電気圧力鍋 PMPC-MA4-B ¥15,390 電気圧力鍋 4L・3〜4人・自動メニュー90種・予約・低温調理
タイガー 電気圧力鍋 COK-N400 ¥29,800 電気圧力鍋(大容量) 満水4L・4〜6人・白米6合・無水/発酵/低温・予約
シロカ おうちシェフ PRO L SP-5D151 ¥28,800 電気圧力鍋(自動減圧) 1台12役・100kPa高圧+自動減圧・かしこい予約
シャープ ヘルシオ ホットクック KN-HW16G-W ¥38,426 自動調理鍋(かき混ぜ) 無水1.6L・2〜4人・まぜ技ユニット・スマホ連携

圧力で一気に時短するタイプと、混ぜる手間まで任せられる自動調理鍋に分かれています。次の章で、それぞれの向き不向きを見ていきます。

5台、それぞれの「向き不向き」

ティファール ラクラ・クッカー ミニ CY3401JP

ティファール ラクラ・クッカー ミニ CY3401JP

一人暮らしの当直明け用に、まず試したいと私が気になっている1台です。2.3Lのコンパクトサイズで重さは約3.3kg。キッチンからテーブルへ運ぶのも苦になりません。圧力・無水・炊飯・温度調理まで1台10役をこなし、食材を入れてボタンを押せば煮込みが仕上がります。温度調理を使えば出勤前にセットして帰宅後に食べる運用も組めます。価格も1万円台前半で、初めての1台として手を出しやすい。

気になる点は、1〜2人ぶんに割り切った容量です。作り置きや家族ぶんのまとめ調理には向きません。加圧が始まるまでの予熱に時間がかかるので、早炊きのような速さを期待すると拍子抜けするかもしれません。

「一人暮らしで外食が続いていて、まず自炊の入り口がほしい人」に向いています。家族ぶんをまとめて作りたい人には、この容量では物足りません。

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アイリスオーヤマ 電気圧力鍋 PMPC-MA4-B

アイリスオーヤマ 電気圧力鍋 PMPC-MA4-B

価格と容量のバランスで、いちばん現実的な選択だと気になっている国産ブランド機です。4Lで3〜4人ぶんに対応し、自動メニューは90種類。カレーや角煮のような定番を、メニューを選んで材料を入れるだけで任せられます。予約機能と低温調理まで備えて1万円台半ばという価格は、自炊の頻度を一気に上げたい人には効いてきます。ガラス蓋が付き、そのままグリル鍋としても食卓に出せます。

気になる点は、4Lぶんの本体が据え置きの場所を取ることです。ワンルームのせまいキッチンだと、置き場所を先に考える必要があります。

「自炊の回数を増やして外食費をまとめて削りたい人」に向いています。置き場所が限られる単身の人には、もう少し小さい機種のほうが収まります。

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タイガー 電気圧力鍋 COK-N400

タイガー 電気圧力鍋 COK-N400

家族ぶんの夕食を毎日抱えている人に、本命として気になる大容量機です。満水4Lで4〜6人ぶん、白米なら6合まで炊けます。低温調理・無水・発酵・自動調理と守備範囲が広く、予約機能で帰宅時間に合わせて仕上げられます。作り置きをまとめて仕込みたい日にも、この容量なら一度で回しきれます。

気になる点は、本体が大きいぶん置き場所と重さが出てくることです。調理できる量は満水容量より少ないので、6人ぶんを毎回一度にとはいかない場面もあります。

「家族の食事を毎日作っていて、その仕込み時間を丸ごと減らしたい人」に向いています。一人暮らしで少量しか作らない人には、容量も価格も持て余します。

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シロカ おうちシェフ PRO L SP-5D151

シロカ おうちシェフ PRO L SP-5D151

圧力鍋の「待たされる」不満を消したい人に、この自動減圧が気になっています。100kPaの高圧で短時間に仕上げつつ、調理後は自動で圧を抜くので、帰宅してすぐ蓋を開けられます。1台12役で予約プログラムもかしこく、糖質を抑えた炊飯や発酵メニューまでこなします。当直明けで一刻も早く食べたい日に、減圧待ちが無いのは効いてきます。

気になる点は、多機能なぶん操作を覚えるまでに少し慣れが要ることです。価格も3万円手前と、入門機よりは一段上がります。

「圧力調理は使いたいが、圧が抜けるまでの待ち時間を無くしたい人」に向いています。とにかく安く始めたい人には、この価格はやや高く感じられるはずです。

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シャープ ヘルシオ ホットクック KN-HW16G-W

シャープ ヘルシオ ホットクック KN-HW16G-W

材料を入れたら本当に離れていられる自動調理鍋として、私がいちばん気になっている1台です。まぜ技ユニットが調理中に自動でかき混ぜるので、煮込みで焦げつきを気にせずに済みます。無水調理を軸に2〜4人ぶんを作れて、スマホ連携でメニューを増やせます。かき混ぜまで任せられる手離れの良さは、圧力鍋には無い持ち味です。

気になる点は、5台の中で価格が最も高いことと、本体の設置スペースが要ることです。圧力調理ではないので、角煮のような加圧向きの料理は仕上がりの方向が変わります。

「混ぜる手間まで完全に手放して、当直中もほったらかしたい人」に向いています。加圧調理の時短を最優先する人には、圧力式のほうが狙いに合います。

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あなたの生活なら、これ

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5台を見てきましたが、結局どれを選ぶかは生活のかたちで決まります。

一人暮らしで外食が続いていて、まず自炊の入り口がほしいなら、ティファール ラクラ・クッカー ミニ CY3401JPが扱いやすいです。自炊の回数を一気に増やして外食費をまとめて削りたいなら、価格と容量のバランスが良いアイリスオーヤマ PMPC-MA4-Bが候補になります。

家族ぶんの夕食を毎日作っているなら、大容量のタイガー COK-N400が仕込みを肩代わりします。圧力調理を使いつつ減圧待ちを無くしたいなら、シロカ おうちシェフ PRO L SP-5D151。混ぜる手間まで手放して当直中もほったらかしたいなら、シャープ ヘルシオ ホットクック KN-HW16G-Wが向いています。

どれにするか絞りきれないなら、私はアイリスオーヤマ PMPC-MA4-Bをすすめます。1万円台半ばで4L・自動メニュー90種・予約まで揃い、外食に流れていた食費を自炊に戻す効果がいちばん見えやすい。初めての1台で失敗しにくいバランスです。

外食を週に数回減らせれば、それだけで1か月に1万円前後が手元に残ります。付きっきりだった調理時間を副業や勉強にあてられるなら、本体価格は数か月で取り戻せる投資だと私は考えています。台所に立つ時間とお金を、少しずつ資産に振り替えてみてください。

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